サンドブラストをやってみたい(タンク製作編)
サンドブラストをやってみたい。ずっと前から思っていました。
幸いに手元にはエアーコンプレッサーがあったのですが、色々調べてみると工具店などで安価に手に入る吸い上げ式のブラストガンでは3極200Vの工業用のコンプレッサーでなければ充分な作業ができないと分かりました。
さらに、色々とネットを徘徊しているうちに、「直圧式のサンドブラスト」なる物があることが分かりました。
これは、比較的圧が低くても充分(いやそれ以上に)効率的であること、市販されている機材は結構高価だが、比較的簡単に自作できそうなこと、が分かりました。(興味のある方は検索してみて下さい)
んで、やってみました。まずは直圧式のキモとも言えるブラストタンクの製作です。
まずは用意した材料です。 水道管のVP規格のパイプ75φ 1メートル1,050円ですが、半分に切って使用しました。 |
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同じくVP規格のTSキャップ75φ 714円×2 |
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覗き窓用の透明塩ビ板 厚さ3ミリを適当なサイズに切って使用します。 609円 |
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塩ビ用のボンドです。 368円 |
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ボールバルブ3/8 884円×3 |
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6角ニップル3/8 124円×3 |
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メイルコネクタ3/8、10φ 180円×2 |
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チーズ3/8 168円×1 |
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カプラ1/4 308円×1 写真が見づらくてすみませんねえ(汗 |
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写真がありません | シリコンホース外径10φ 家にあったホースを切って使いました。長さは80センチ位かな? |
ホースニップル3/8 460円×1 |
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クロス3/8 509円×1 |
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プラグ3/8 86円×1 |
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レギュレータ付きエアフィルタ1/4 ×1 ヤクオクにて送料込みで3,000円で入手 |
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異径6角ニップル3/8〜1/4 133円×1 |
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エアーホース外形16φ内径9.5φ 1,950円 10メートル購入しました。実際に使うのは2.5なので4本分とれます。消耗品と認識しています。 |
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パイプ用タップ3/8用 1,580円 写真はありませんが下穴用に13ミリのドリル刃も購入しました。 1,853円 |
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シールテープ 98円 シール剤を使ってもいいのですが、テープを使う方が断然簡単です。 材料がそろった所で、例によって適当に作った図面です。 |
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早速製作に入ります。 まずはタンクの天地となるキャップに穴を開けてタップを切ります。 |
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注意点ですが、普通のDIY用のハンドドリルで13ミリのドリルを銜えられる物はなかなかないと思います。 同じ理由で、3/8のタップも大きいホルダーが必要になると思います。 |
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次にパイプですが、メディアの残量確認窓を作ります。 10ミリのドリルで上下に穴を開けてその間をグラインダーで抜いていきます。 |
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透明な塩ビ盤をお湯で暖めて柔らかくしたら、パイプの内側のRに合わせて曲げ、接着します。 | |
はずだったんですが、そこは素人加工の悲しさ。見事に隙間ができてしまいました。 汚いですが、液ガスで隙間を埋めます。 |
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続いては配管作業。 プラモを組み立てるようで楽しいです。 写真のようにシールテープを巻き付けて。 |
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ねじ込んでいきます。 気をつける所は、ボールバルブのレバーの動きの邪魔にならないように組むことかな? |
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上部分のキャップの配管が完成しました。 左側がコンプレッサーにつながる方。 キャップの上はメディアの投入口です。 |
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下部分です。 右側のニップルからホースをノズルへ繋ぎます。 |
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上下のキャップをパイプに接着してタンクの完成です。 実際に作業する時のことを考えて、接着の向きに注意が必要です。 |
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メイルコネクタにウレタンチューブも接続しました。 | |
同上 | |
早速外に出して、耐圧チェックをします。 | |
エアの出口を締めて、レギュレータを開けていきます。 緊張の一瞬。 |
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通常の使用で充分と思われる0.3Mpaまで圧をかけてみましたが、漏れや破損はありませんでした。 やったー!!これでタンクの完成です。 |
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100均で買ってきた植木鉢スタンドに括り付けてとりあえず暫定版完成です。 ちゃんと固定しなきゃ、なんだけどね |