サンドブラストをやってみたよ(試行錯誤編)

 一応、ブラストタンクとボックスが形になったので、サンドブラストを試してみました。
 ホース先端のノズルをどうするか迷っていたのですが、とりあえずって感じで。

んで、とりあえずの。

エアーダスターのノズルを使ってみました。800円少々。真鍮素材なので、耐摩耗性にかなりの不安がありますが。
先端の穴径は2φ

ノズルの長さがあるので、整流効果は期待できます。なので、ちょっとは耐えてくれるのではないかと、甘い期待をしています。
ホースも耐摩耗ホースではなく、ただのエアーホースなので、Rのきつくなりそうな所にはスパイラルチューブを巻いて保護してみます。
スパイラルチューブの上からウエスを巻いて、キャビネットに開けた穴に通します。

ホースの内径は9.5ミリと太めのホースを使ってます。これも、細いホースだと早く摩耗しそうという素人考えから、多少でも摩耗を少なくできればと思って採用しました。
タンクにブラスとメディアを投入していきます。

これは、アルミナの#100

錆びや塗装落としにも使えるかな?ハードブラスト用に購入しました。
メディアは湿気厳禁です。

余ったメディアはジップロックで保存。
タンクをコンプレッサーに接続して、圧力は0.15(1.5キロ)に設定してみました。
準備完了です。

植木鉢スタンドにスズランテープでつり下げたタンクは、不安定ですね。

ちゃんとしたスタンドを作らなくちゃです。
作業前のNSRのシリンダーです。

焼き付いているので実験用にしましたが、Jhaで再メッキもできるようなので、ちゃんとガムテープで養生してからブラストします。

あと、脱脂ね。メディアは再利用可能なので、できる限り汚れを落として脱脂してからの方が、メディアの寿命が延びるようです。
アルミナのブラスとが終了しました。

左下に開いている穴から、メディアを排出します。

思ったよりも粉塵は出ませんでした。手元を確認しながら作業できましたよ。

あと、ゴム手の根本はガムテープで貼り付けてしまった方がいいようです。
タンクに残ったメディアも回収します。

ここは、ボールバルブを使った方がよかったかな。

いちいち、プラグをつけたり外したりするより効率がいいでしょう。
テストの結果です。

右上が未処理で、左上がアルミナ100#

右下がガラスビーズ100#で、左下がアルミナ処理後ガラスビーズ処理した部分です。
アルミナのみの部分は、つや消しな感じ。作業効率はとっても良く、メディアもそんなに消費しませんでした。

ガラスビーズのみの部分は、処理に時間もかかり、効率的ではありませんでした。

また、良く見ると表面が滑らかになっていなく、雑な仕上がりになっています。
タンクのメディアを入れ替える手間を考えても、アルミナ後ガラスビーズ処理がベストな仕上がりだと思います。

でも、サンドブラスト、とってもイイ!
作業時間20分少々だったかな。

2.5ミリのドリル刃が、すっぽり入ってしまいました。やっぱり削れてしまったのね(涙

ノズルの検討、タンクのスタンド作成、ゴム手の固定、メディア排出口にボールバルブを使うこと、が今後の課題ですな。


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